素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


俺にしか歌えへん歌唄いたい。

 渋谷すばる関ジャニ∞を脱退、ジャニーズからも去ることになりました。僕がはじめてMステで彼を知ってから20年が経っていました。

 まず嬉しかったです。辞めるならきっとメンバーも来てくれると思ったけれど、皆んなここまでしっかりコメントする会見だとは想像していませんでした。ヒナが「口下手な奴なんで心配して来た」みたいなこと言っていましたがほぼ真実だと思います。ヨコの涙は胸が詰まりましたけど…うん、ただただ良かったなぁって……。ヨコはすばるが調子いい時も悪い時もずっと盛り上げてくれた関ジュのリーダー。ヒナはすばるの面倒をずっと見てくれたお母さんみたいな人。10代の彼等とちっとも変わらない関係で、絆を深めて、この場所に揃って立ってくれた。感無量です。「行き先はこれから考える」というのが本当ならなんとも無計画な旅立ちですが、すばるらしくて微笑ましい。頑張ってほしい。

 今日のタイトルは昔のJr.名鑑におけるすばるのコメント。そう、別に変わってないんですよね。応援します。


 最近のジャニーズ事務所へ言いたいことは山ほどありますが、今回の会見にGOを出したことは稀に見る英断です。

読書姿勢のいい紳士

今週のお題「自己紹介」

 無難なことを言ってもつまらない、というかウケたい、という変な芸人魂が作用して、これまで何度かスベった記憶があります。小中高は紙に書く自己紹介もよくあったけれど「自画像」ってのが兎に角イヤでした。そこそこ絵を描けることを隠していましたから、どう下手に描いても周りよりこなれて見えてしまう。あと「好きな食べ物」とかも好きじゃなかったな。知ってどうすんの?っていうね。そんなくだらないPRを覚えていて声をかけてくれた奴も中にはいたし、僕もそれを見て相手をニックネームですぐ呼ぶようにしていました(もちろん人による)。
 自己紹介で意識しているのは「長所と短所をちゃんと分ける」ということです。大学時代の教授曰く、長所であり短所である―なんてことを言う人がたまにいるけどそれは長所を伸ばそうとも短所を補おうともしないいい加減な性格というだけで謙遜でも何でもない、と言うので結構心に残っているのです。

 あ、最後になってしまったけど自己紹介しておくか。どうもCo-Heyです。日々是必死。これからも宜しく。


●Today's Beat→99/松本孝弘
 Wanna Go Homeの方です。

三寒四温がまだ続く

 21世紀におけるB'zの最高傑作。10曲というコンパクトなサイズに収まる佳曲の数々。キャッチーなメロディと味わい深い構成。平易な言葉で綴られる稲葉の歌詞。すべてにB'zの存在感が溢れ、作品にこめた「誰にでも自分だけのEPIC DAYがある」とのメッセージ含め、大好きなアルバムです。

 リード曲「Las Vegas」が凄い。アメリカンドリームよろしく豪華に鳴る管楽器に乗せて、寂れた場末の街角でラスベガスを夢見てはくすぶっている青年に稲葉がなりきります。近年はB'z楽曲でも、稲葉が津山で過ごした学生時代を容易に重ねられる内容が増えた気がしますね。「Exit To The Sun」は2コーラスからが真骨頂。最初は大したこと無いアルバムバラードと高を括っていましたが、徐々に前を向いて立ち上がる主人公が歌詞にもアレンジにもがっつり読み取れ、素直に胸を打ちます。「NO EXCUSE」はリフがいい。ライブパフォーマンスもカッコよかったですねー。稲葉ソロの雰囲気もある叙情歌「Classmate」は珠玉。詞から伝わる初恋の特別さ、稲葉のボーカルがあまりにも切ない。これは20代のB'zには出来なかった芸ですね。苦労を買って出るというか困難が僕を成長させるというアスリート的なアンセム「Man of The Match」で締める構成も見事。10曲の世界観をそのまま切り取ったようなジャケットが素晴らしいです。


 初回特典のDVDは英語版の映像化というのが貴重。ただGO FOR IT, BABYやHEATといった初披露の新曲がやはりインパクト大なのと、ねがいのものすごいグルーヴ感が僕には感激モノでした。あと、大賀のギタープレイは流石ですね。このアルバムでも多くの楽曲でアレンジセンスを発揮していますが、近年参加したサポートでも稀なミュージシャンだと思います。

誰の言葉も届かない

 たとえ人より劣っていても、うまく立ち回れなくても、何かひとつでも自分にしかできないことを成し遂げて、役に立ちたいと思ってやってきたけど、最後はこんな風にして終わるのか……。


 身体の力が入らない。そうかぁこういうものなんだ。今までの弱気とかプレッシャーなんか全然大したことないや。


 冒頭部、これまで何度も何度も思っては、時々弱音をここに書き、けれど目の前を見て奮起しなおしての繰り返しだった。俺みたいな根暗のゴミでも何かやれるはずだって。
 でも、無理みたいです。やっぱ根暗じゃダメなんですって。ガッツを出せって。うん、すっげぇ出してるんですよ。例えばあなたがゼロからスタートしてるところを、僕はマイナス100くらいから始めて、なんとか真後ろについていってるんですよね。わかんねぇだろうなぁ。
 あと、人とズレてることが解ってて、必死にそれを修正して生きてる人間はいっぱいいると思う。その状態はちっとも普通じゃない。


●Today's Beat→Soul Station/稲葉浩志

快速列車でタガログ語

 ちょっと間が空いてしまいました。全然元気です。Amazonの届け物が毎日のように届いては自撮りしてツイートしてるバカな上役はいないので(まだ言う)、心がかなり健康です。まぁ、ひとり消えればまたひとり現れるものなんですけどね、なんだこいつって奴は。

 今日から営業マン独り立ち……!うわー緊張する。でもやるしかない。

 昨日、大事なバッグを無くしました。中身がまずい。戻ると信じて仕事をしている。

 

言われっぱなしも処世術

 口応えや言い訳はせず、その場は全て聞いて終わらせる。齢30にもなって今さら気を付けている。言う方も言われる方も嫌な思いをするわけですし、そんな時間は短い方がいいですからね。向こうは義務や責任で言っているわけだし。期待じゃなくて。もちろん憎くてでもないし。


 紀伊國屋で仕事があり、上司に連れていってもらった鉄板焼きそば屋。独りでは入らなかった店だけど、普通に行ける値段だし席もちゃんとしてる。ただ服がソースくさくなるので(先輩が言ってた)注意。とん汁は必ず頼んだ方がいい。

金が空から降ってくる

 B'z LIVE-GYM Pleasure 2018当選しました!しかも、30周年記念日ですよ!! グッズ買いたいから節約でA席にしたとはいえ、まさかまさかこんな競争率高い日に行けると思わなかったので素直に嬉しいです。味の素スタジアム初めて行くから下調べしとかんと。有料ライヴそのものが10年ぶりなので体力づくりもしておこう(笑)。

ロマンスの騎士/武富智

 武富智の最新作。殆ど間を空けずに続刊が出ました。一言にまとめると、中世の騎士ジャックが魔法で現代に転生し、宿敵の生まれ変わり・遊佐にフェンシングで勝負を挑む、というような粗筋です。こう書くといかにもファンタジーに見えますがそこは流石武富さん。その辺はすこしふしぎ、にまとめて、高校生の熱血なフェンシングスポーツものへと昇華しています。僕は門外漢のためフェンシングのブレードに種別があることも知りませんでした。それゆえ細かなフェンシング知識も凄く勉強になるし、相変わらずの雄渾な筆致でアクション面の見せ場を沢山作ってくれています。主人公の口調を受け入れるかどうかで好みが分かれそうですが、漫画として魅力ある周囲の人物たちがうまくいなしており、単純に面白味も出てきました。ただ決め台詞などはこの口調、騎士道あればこその鋭さ重厚さも感じられ、物語を引き締める役割も果たしているのではないでしょうか。当巻から始まる高校のフェンシング部物語がかなり良い。遊佐のライバルにケンというサラブレッドをあててきて、一気に物語が動き出した感がします。ありふれた「時空を超えた復讐劇」ではなさそうなあたり、続きが気になりますね。

 真面目に漫画を描いているのが紙面から伝わってくる(と勝手に思ってる)武富さんの作品は大好きです。熱い漫画は好きだけど普通のスポ根とはひと味違うものを読みたいという方はぜひ手にとってみてください。