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素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


都会のトム&ソーヤ (1)/はやみねかおる(にしけいこ)

そしてずっと読みたかったこのシリーズ。子供向けの文体は思った以上に癖もありましたが、登場人物はみな個性豊かで賑やかです。内人も創也もまだ自己紹介的なものの、下水道ピクニックや生生クイズでの創也謎解き(肝据わりすぎ)など見所は満載で、シリー…

有限と微小のパン/森博嗣

ついにS&M読破!それにしても分厚すぎ。読み終えるまで2週間くらいかかりましたが、とても面白かったです。全てを棚上げにして終わるのが流石ですね。ある意味衝撃のラストだった…そういえば、あの時結構細かい説明で登場したあの人。何故登場人物に記されて…

数寄にして模型/森博嗣

久々に小説を読みました。電車に乗っている間だけ読むことにしていたので、読了まで1週間以上かかりましたが、とても面白い小説だった。暫くS&M読んでなかったからついていけるか心配だったけど、すぐにあのノリに入り込めて今回も衝撃と笑いの連続という感…

地球儀のスライス/森博嗣

短編集。例によってS&Mの番外編が2作収録されています。まぁ、そこそこ楽しめる。諏訪野イカすぜ笑。 他の短編が今回とても優れています。まど消よりいいです。「片方のピアス」はかなりよかった。地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE (講談社文…

夏のレプリカ/森博嗣

久しぶりに小説読めました。相変わらず面白かったなー。今回は睦子おばさまが終始ぶっとばす。諏訪野の「すっかり失念しておりました」は爆笑でした。兄貴が既にいない人なんじゃないかってことは何となく想像ついたけど、まさか犯人までとは考えなかった…赤…

今はもうない/森博嗣

「S&Mシリーズナンバーワン」という謳い文句に思わずファイティングポーズの俺であったが(?)確かにとても楽しめた。事件を解決しない終わり方も森式の最たる手という気がして非常に清々しい。犀川と萌絵の会話で「一応」スッキリさせる解決も《まったく余…

ダウン・ツ・へヴン/森博嗣

スカイクロラシリーズ3作目。今までで一番鬱な作品だと思う。只管草薙水素の心象風景みたいな感じでさすがの俺もちょっと参った。ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/06メディア: 単行本購入: 5人 ク…

ナ・バ・テア/森博嗣

現実逃避ではないが久々に小説を読んだ。まぁ、確実に現実逃避できる内容ではあるが。前作でうやむやだった部分が少しクリアになる、草薙水素の過去が本筋。てっきり最初はカンナミの話かと…兎に角、その思い込みに代表されるように、説明的な部分がこのシリ…

人形式モナリザ/森博嗣

Vの2作目。前作に比べて瀬在丸紅子の変人ぶりがやや薄かった。実はこの作品以前に読んだのだが、黒猫を読んでいないまま読んだため、全く違う視点から読むことが出来た。それにしても保呂草は何か悪いことしないと気が済まないのか!?笑人形式モナリザ Shape …

黒猫の三角/森博嗣

やっぱどうしても小説が読みたくて、バイト・学校の合間を縫うようにして読んだのはVシリーズ(夏のレプリカが見つからないのでシリーズ変更)1作目。この奇特すぎる登場人物の名前は何とかならないものかと思ったが、S&M以上に曲者が集まった作品なだけに飽…

幻惑の死と使途/森博嗣

今回の目玉としては、遂に萌絵が犀川を出し抜いた! …と思いきや、結局犀川が最後にすべて持っていきました。やっぱりね。今回、準レギュラーとも呼べる脇役が細かく描かれているのが楽しめる。それから毎回驚かされる森独特の言説は、犀川の台詞として描か…

まどろみ消去

「S&Mを順番に読む」ことを目標に掲げている今日この頃(かっと風)。これは森博嗣の短編集だが、その中の「ミステリィ対決の前夜」「誰もいなくなった」はS&Mの番外編である。刊行順なのではずすわけにはいかない。連続で読んでるからというのもあるが、ど…

封印再度/森博嗣

もう萌絵の一人勝ちみたいな感じで、事件そのものがぶっ飛んだ(笑)登場人物が多いあたりは間延びするのを避けてる感じがして面白い。国枝桃子のキャラが徐々に出てきた。 …まぁ何を言っても今回は笑わせてくれます。いや、萌絵じゃなくて諏訪野がMVPだなw封…

詩的私的ジャック/森博嗣

S&Mにしては珍しく、ひとつの話の中で時間が随分経つ事件。今回もところどころに笑える会話が。一応、雰囲気だけ抜粋。 萌絵「中国の料理はどうでした?」 犀川「うーん、中華料理だね」 喜多「お前馬鹿か?」 犀川「じゃあアメリカの料理をアメリカ料理なん…

笑わない数学者/森博嗣

オリオン像のトリックはすぐに解った。三ッ星館の間取りがいかにもすぎるし。でも森さんとしては「誰でもトリックに気付く」ことを狙っていたそうで。随所で犀川と萌絵の関係にやたら焦点が当たるようになるのが面白い。こういう歩みのトロさはシリーズモノ…

スカイ・クロラ

森博嗣ばっかでごめんなさい。でも暫く森のみかと。なんかこう、のめりこんだらとことんなんだよな俺って。 実はS&M、V以外のシリーズモノとしては初(Gもまだです)。面白かった。飛行機についての専門的な部分は斜め読みだったが、森独特の心象表現は行間含…

墜ちていく僕たち

頭がおかしくなるような、森博嗣の短編集。もー謎。人間の作った概念はこんなに簡単に崩壊するものなんだな。皆が気付いてないだけで。墜ちていく僕たち (集英社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/05メディア: 文庫 クリック: 43回この…

冷たい密室と博士たち/森博嗣

S&Mを最初から全部読もうと思っているところ。まだ2作目ですorz これは解り易いと思う。最初に読んだ時、喜多が登場したおかげですごく「物語」として入り込めたところがある。Fを読んで気になって、これを読んで思いっきりハマった感じ。読書好きな人なら単…

そして二人だけになった

ホントに森博嗣ばっか読んでる。作品数が多いので、まだ読んでないのも沢山あるから暫く一色かと。 実はこの作品、既に3回読んでるのだが殆ど理解不能。大体の流れは森ワールドっていうか、いつものパターンだなと思うけど、これが一番ぶっ飛んでる気がする…

すべてがFになる

森博嗣のと呼ばれる1作目。 読んだこともないオープニング、随所に登場する言説の秀逸さ、情景と思想が交互に混ざる絶妙な間、専門的な興味の広がり。荒唐無稽な感もあるが、コンピュータの世界に置き換えられると何も文句が言えない。 この人の小説は、「当…

グレイヴディッガー

これはかなりきましたね。頭からラストまで一気。どんどん引き込ませる場面展開と文体、魅力的な人物設定、遠慮のない残虐なまでの描写。今またサスペンス傾向に引き戻されそうです。テーマに絡んでくる魔女狩り、骨髄移植などといった事項も個人的に興味深…