電車に乗りまくった一日でしたが充実でした。やることが山積みですが不思議と期待に満ちています。明日も頑張ろういろいろ。
さて今日の漫画は、やることが何もないのに不思議と嫌味に見えない主人公のお話です。
茅島氏の優雅な生活/原作:遠野春日 漫画:麻々原絵里依
原作を知らなくても、丁寧に話が進むので全然読めました。そしていかにもBLな絵とストーリィも良かったです。身分違いの恋というのはBLの中でもありふれていますが、それをこれだけいじらしい空気に持っていくのは茅島氏のキャラクタに一因があるのでしょう。茅島氏は世間知らずなのに純情そのもので、働きもせず、しれっとした印象なのにどうも憎めない。BL世界の住人です。
また、一話の演出が良かった。帰宅した部屋ではじめて顔が出たのはポイントだと思います。犬の目線から見た短編小説も高尚な雰囲気で、補って余りあるものでした。
小説版は日高ショーコが挿絵とのこと。これは合うでしょうねー。このコミカライズも読んでみたいですが、他のキャラと容姿が被りそうだし(笑)麻々原絵里依で正解だと思います。
原作をお好きな方が見ても全く共感できない感想になってしまったと思いますが、まぁそこは漫画好きの傲慢さということで……。
