ずっと詰まっていたスケジュールがひと段落したと思ったら気が抜けたのか体調を崩しました。睡眠不足と言われたのでとりあえず今日は寝て大事を取ります。明日からはまたハードな毎日が始まる。ひとつひとつが真剣勝負なんだ。って雪の台詞になってしまう(KAIKANフレーズネタ/マニアックですみません)ほど駆け抜ける毎日の中にこつこつ書いていた感想をまとめてドン!!
QBかりん (3)/西山優里子
陸羽・夏彦・兼嗣をそれぞれクローズアップしたオムニバス的な巻で、リカルドとの対決はお休みでした。間違いなく兼嗣の株上がりましたね!! 執事としての忠誠を真面目に描いていたのは良かった。殆どは下僕だったり主従逆転でネタ化しているBLとはやっぱり違うなと(当たり前か)。西山さんのブログで「最初ラブシーンを入れたが担当に『執事は耐えてこそでしょう』と言われて書き換えた」とありましたがこれも正解です。
真咲の影がずっと薄い理由解った気がしてます、推測ですが……。
テレビくんの気持ち/松本ミーコハウス
『恋のまんなか』に続いての一冊ですが毛色は全く違います。みんなこう、情熱的というか一途でした。受が「どうして自分なんかを」というパターンは共通で、畑(身分?)違いの恋です。こういうのは攻と受のどちらが惚れ度を見せるかだと思うんですがコンビニ店長の道隆がとにかくすごくいい。いつも相手より早くイッちゃうのに悩んで昔の仲間に相談するあたりなんかもう、健気で……。アイドル小泉君の「わかってよ…」もかわいかった。
この人絵は下手だけどやっぱり好きだな。漫画ってこういうのが素晴らしいと思います。
アイツの大本命 (4)/田中鈴木
読書メーターの300冊目に選びました。おもしろかった!野暮なコメントを入れたくないくらい気楽に読めるので嬉しいです。佐藤の過去話を契機に視点も佐藤寄りになったのか、吉田のブサイク百面相に代わって佐藤もいろんな表情を見せます。相変わらず漫画の登場人物な西田、山中、牧村、その他大勢。まぁ、艶子のSっぷりにはかないませんが笑。
これまだまだ続いて欲しいです。相思相愛なのに全然マンネリ感がないのはBLで貴重でしょう。