とびきり笑えて、且つ絵がしっかりしているギャグ漫画はすごく少ないです。ギャグのノリは匙加減が難しく、幼稚なテンション芸のようなギャグはついていけません。
そこにこの漫画、それをしっかり超えてくれました。下ネタの嵐なのに下劣に見えないし、キャラ同士のかけあいの緩急も最高です。カッコいい絵柄も終始いいスパイスになっています。散見できる友情や恋も、少しスレた高校生らしいやりとりですんなり溶け込んでいるし、マニアックなネタも各所に織り交ぜていて、まぁー(感歎詞)すごい漫画でした。
読んでいて思い出したのですが、ドラマ版『サイコメトラーEIJI』*1ってこの影響を受けていませんか?? 何故あんなに設定が変わったのかずっと不思議だったんですが、かなり似ています。
*1:漫画が復活するそうですが、今は『ドクシ』があるしなぁ。