素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


大江健三郎見に行っただけだろお前ら

 あれ、この本感想書いてなかったんだ…ってのがわんさか。

ボーダーライン/藤谷陽子

ボーダーライン (ドラコミックス 195)
 『心の風紀を乱さないで☆』ってのはどうかと思うけど、いくら考えてもこの本の表紙は間違っていると思う。本編のコマ引き伸ばしただけだし、キャラもスピンオフの2人だし…表題自体は“ボーダーラインの見極め”という風紀組の設定もあるのでさしたる異論はないのですが。ドラ本誌に「バディ!」続編が載ったみたいなので、いつか読んでみたいです。

生徒会長様のペット/児島かつら

生徒会長様のペット (ドラコミックス 209)
 新規開拓では久々にヒットでした!まず絵が少女漫画チックでかわいい。表題作やコックのカップル話もなかなかでしたが、「ボーイフレンド」がもうきゅんきゅんきます。同級生モノ弱いな……。制服の腰パンがすごく自然なのが嬉しい(読書メータにも同じコメントがありました)。これまでBLでの制服着崩しの所謂ファンタジィ感というか、不自然さがやけに判ってしまって残念だったのが、この漫画はよく描ききってるなぁという印象でした。これもう一個何かインパクトがあれば今年のベスト入り候補だったかもしれないな。他の本も読んでみたい漫画家です。

オン ザ クワイエット/天禅桃子

オン ザ クワイエット (アクアコミックス)
 安心のクオリティ。が、ガツンとこないのもまた否めない方ではあります。ただこれもまた同級生モノの短編がよかったです(結局)。みんなに好かれる(でも好きな相手にだけ冷たい)男子、単純バカの男子の甘い甘い恋の話。友達のスピンオフもあって、こういう構成は学校を舞台にした短編集ではやりやすいんだろうなと思いました。

長い間きみを見ていた/野火ノビタ

長い間きみを見ていた (ビーボーイコミックス)
 前作『君の顔に射す影』の保科の後日談が掲載されていると聞いて即買いしました。『君の〜』を読んだときはこの日記をやっていませんでしたので感想を書いていませんが実は凄く好きなBL漫画です。それだけに期待も大きかったのですが、メインのシリーズ含め、面白い本になっています。痛い話は作者の自己満足になることもしばしばなので、かなり慎重になるのですけれど、ちょっと贔屓目が入ってしまいました(笑)。あと絵がかなり綺麗になった印象…線が増えたのか、太くなったのか、よくわからないんですが画面で見ると8年前の前作とは大分違う気がします。保科はやっぱり受になりましたね。