素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


BE BLUES! 〜青になれ〜/田中モトユキ

BE BLUES!〜青になれ〜 1 (少年サンデーコミックス)BE BLUES!?青になれ? 2 (少年サンデーコミックス)BE BLUES!?青になれ? 3 (少年サンデーコミックス)
小学生にして天才的なプレーで会場を湧かせ、チームを全国大会に導く、まさしく一条龍はフィールドのスターだった。突然降りかかった苛酷な悲劇を乗り越え、もう一度サッカーに戻ってきた龍を待つのは……。
 今、最もアツくなれるスポーツモノ。6月に1巻が出て早くも3巻、と続きを待ちくたびれる僕にとって嬉しいペースなのですが、ここまで読んで全くテンションが落ちないのが凄いです。もう本当に、惹きつけられて仕方ない。龍ちゃんは天才を地で行くまさに漫画だけのヒーローです。技術面はもちろん、精神的な強さも桁違い。彼の「プランは絶対にやり遂げる」姿は輝きまくっていて少年誌連載はこうでなきゃなとワクワクします。
 物語は天才の栄光を描くものですが、まず初っ端(10話)の挫折が強烈ですね。これでもか、ってくらいの没落です。だからこそ3巻での劇的な復活には、ただただ涙……。とにかく続きが楽しみです。
 同誌の『BUYUDEN』もそうですが、主人公の成長を小学生時代から始められるというのは、それだけ物語のプロットに魅力があるということですよね。漫画家自身の功績も多大に影響するでしょう。加えて昨今少年誌で連載するサッカー漫画は読んでいても燃えないものばかりだったので、かなり期待しています。帯にも毎回プレーヤのコメントを載せて、漫画の本気加減を感じますよね。絵柄は幼いですが、店頭で試し読みでも見かけたら是非手にしていただきたい。