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素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


同級生

映画

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 この日を待っていましたよ。朝イチで観てきました。いや、今日逃すと1ヶ月くらいは観られないと思って強引にねじこんだのですけれど。

 同級生の映画です!

 そもそもドラマCDとか全く興味ない人間なので、佐条と草壁の声を聴くのははじめてでした。そこについては声優がインタビューで言うような「既存のイメージ」「昔演じた作品」という先入観に囚われず楽しめてよかったかもしれません。さらに声にも詳しくないので、正直声優の芝居には期待していなかったんです(ファンの方すみません)。漫画を読んだ時既にCDが出ていたけれど、普通の若者にやらせたほうがよっぽどいいんじゃないのかな、と思ったほど。それくらい若々しいノリの画が浮かび上がる会話の応酬に感動したので、そういう空気で脳内再生がなされるわけで……。この辺は役者も苦労したようですが、その工夫と努力を感じる素敵な演技で、僕でも「佐条と草壁」に馴染むことが出来たのがとても嬉しかったです。*1
 他にも明日美子さん独特のコネタ満載テンポを映像で見せるの難しいだろうなと思ったら、こちらも見事な演出でした。ハラセンの頭殴るとことか、谷家でうだうだ会話するとことか、素晴らしい。なんと演出家は男性なんですねすごいなぁ。
 密かに期待していたのがキスシーン。艶っぽく扇情的なあの雰囲気をどう見せてくれるか。いやこれがね!うおーと唸りたくなるようなもので!嬉しすぎました。PG12で唾キスですよ!拍手したかったです(笑)。

 総じて実に原作に忠実な映像化で率直に驚きました。物足りないところもあったけれど、それは後日談やハラセンの話が頭にあるからであって、あの「同級生」1冊をそのまま映像にしたらこうなります、というものでしたら満点に近いと思います。ライブハウスのドア開けた時の音圧とかホントにあんな感じだし、時々挟まれる風景なんかもすごく「同級生」らしくてね。押尾コータローのギターもピッタリすぎる。ますます好きになってしまった。

 「卒業生もお願いします!」との声が沢山でそうですね。やれば僕も観に行きますが、まぁいいかなぁこれで。小冊子は入場者限定品ですので是非。これはにやける。パンフレットも風合いのある装丁で、持っていて損はないです。

*1:これ唯一ダメだったのが谷です。タニーはもっと無感情な言い回しじゃないと!