素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

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80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


有名人じゃなくてもお忍び

 会いたくない人と会わなきゃならん時に嫌なのが、会う前の自分の妄想。基本鬱な展開しか予想できないし、今日なんか昼寝の夢にまで出ましたよ……病気だなこりゃ。

ハーレムビート文庫版

ハーレムビート (14) (講談社漫画文庫)ハーレムビート (15) (講談社漫画文庫)

 Harlem Beat熱が冷めやらない。幾つか欠けていた巻数を結局文庫で集めてしまいました。やっぱJ編最高。何度読んでも飽きないっす。それと引き換えにというべきかW杯(ウィンターカップ)編の迷走(?)ぶりがすごくて…当時も、連載終了を知った時「W杯がつまんなかったからだな」と思ってましたから。なるちょと智美の恋愛、そこにサスケを絡めた点、そして何より鵜の原VS筑波など、成程見どころは沢山あるんです。ただ、上南が予選落ちし、見せ場がないなるちょの扱いが雑すぎる。なるちょと比較させるためにサスケを美化しすぎていて本来の生意気小僧風味が全く無いのが残念だし、まーくん(小泉弟)も終始ドタバタしていてなんか見るに堪えないし、澤村が空気なのもいただけない。受験生を毎回登場させたのもよくないと思います(12月に普通は来ない)。*1浩子が会場を飛び出している間の場繋ぎになるちょがバカをやるのもなんじゃそりゃ、って感じで…「宇多田ヒカルがいる!」ってねぇだろそれは(笑)。まぁハーレムだから許される有り得なさではありますが、J編のマジな雰囲気が好きだった僕はすっかり置いていかれてしまったんですよね。こういうところが所謂“スポーツ経験のない女性が描く浮わついた漫画”っぽく見えて、バスケ漫画としてあまり話題にならない(講談社では同時代にDEAR BOYSがありますし)所以なのかなぁと今にして考えます。
 それでも、小学生の頃には見逃していた表情台詞をやはり楽しんでいます。作者曰くガンちゃんとみずきをくっつける構想を持っていたそうで、見受けられる場面がいくつかあります。僕はまぁ悪くないかなと思いましたけど(笑)。

 文庫版には書き下ろしラフイラストが掲載されていますが、大好きだったハーレムビートの雰囲気はもう戻らないんだなと痛感する絵柄でもありました。


●Today's Beat→パラシューター/Folder
 リアルタイムで同世代。歌もダンスも好きだった僕には相当な衝撃でした。馬鹿だったので「負けてない」と思ってましたけど(笑)。彼等のシングルは全て好きでした。大知はミクロマンのOPも歌ってましたね(これも良曲)。

*1:文庫16巻のあとがき読むと作者が書きたかっただけのような気がするし。