素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


伝えられない事ばかり

 先日、ASKACHAGE and ASKAからの脱退を表明しました。まぁ、それはもう仕方ないと思うんですよ。グループは続けることのほうが難しい。かつて間違いなく天下を取ったミュージシャンですし、既に各々の土俵も出来上がっているから、今後のことは全然気にならない。ただ、ASKAってやっぱまだおかしいんだな、ってのはASKAのブログを読んでハッキリ解りました。犯罪と知ってて薬物に手を染めたことは、芸術家病というか苦悩に耐えかねることがあったのだろう…と割と僕は思えるんです。でも彼、薬物疑惑が報道され始めた頃に思いっきり否定してたじゃないですか。バレちゃしょうがねぇと正直に認めなかった。この時から僕の中でのASKAはただの“善悪のけじめがない人”なんですよ。で今回も「あの事件は僕が悪い」の一文で片付けて、CHAGEを悪者に仕立て上げる私小説を書き連ねるその根性。こりゃダメだわ、と思い知らされて本当に悲しいです。村上啓介のコメントを見る限りでは、CHAGEにも思うところが多分あって(そりゃそうですよね)、まぁお互いに意地を張りすぎていたのかな、とこちらが思える話で片付きそうだったんですけどね。ASKA特有の妄想癖が暴走してしまったことだけがあまりにも残念。
 ただ、一度きっぱり終わりにすることでC&Aをやらなければみたいな義務感も無くなるだろうし、何よりファンを待たせない。数年もすれば、これでよかったと思えるんじゃないかなと。


 それにしても、こういう時ホントにTMのファンで良かったなと思う。TMが終わりと始まりを繰り返して30年活動してきたことについて、木根が「解散した多くのバンドも伝説と言えば格好いいけど、そこにはできない理由がある。僕らにはできない理由がないからすぐ集まれる」と話していたことを思い出します。