素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


右にならえの2000年代

 E'PRONTOのアイスオレンジティー、最近一番好きかもしれない。

 最近、時間刻みの予定が詰まった毎日を送っていて気づいたら23時とかなってまして。でもゆるゆるな仕事のお陰もあり疲れとかは無い。ただいよいよ花粉が踊り出してきたのが。日記を読み返しても毎年この時期の辛さを綴ってある……。

心の棘を失くしたら

 4ヶ月ぶりの大学病院。昨年の主治医をもう全く信用できなくなったので、通院始めた頃を知る医師をこちらから指名して診察してもらいました。病院近くのdisk unionで買取UPキャンペーンやっていたので15枚売ってきた。この時だけ8cmCDにも値段つくから嬉しい(2円だが)。スピッツの7inchとか全然聴いてなかったし、なら欲しい人に持っててほしいなと思って出しました。
 前職でよく通った街に久々に赴き、懐かしい食堂で遅めの昼食を摂ったりローカル色強烈な古本屋を覗いたり、営業飛び回っていた日々を少し思い出したような日中でした。

ソリティア麻雀パズドラ不快

 尖った歯が口腔にぶつかっていつも痛い。女性の生理みたいなものかと思ってるんだけどやたらと歯が疼くというか気になる時期が来るんだよな周期的に。

 自宅で仕事してるとお菓子食べる手が止められない。

 チャゲアスのアルバムでは一番好きかも。シンセメインの音作りが古臭くなってきた頃に、同時期のMULTI MAXでも見られるカラッとしたブリティッシュロック風味を散りばめて新鮮なC&Aを演出している良作です。「もうすぐだ」「Sea of gray」「I'm a singer」「港に潜んだ潜水艇」といったギターロック、「青春の鼓動」「One Day」「NとLの野球帽」等自然と身体が弾むポップチューンに至るまで生音主体のアレンジ。今聴いても古さなど微塵もない。村上啓介が相当数を担当してるのもあり、CHAGE色が濃いのもしつこさがなくて良いのかもしれない。こんなに良曲を量産してるのにどうして「river」をシングルにしちゃったんだろうな……小学生の僕でもこりゃ売れないわと思ったし実際失速しましたからね。「On Your Mark」は冗長な印象が強くてあまり好きな楽曲じゃないのですがこのアルバムのラストに流れるとカッコいいんですよ。不思議。

不良品でも渋々使う

 雪に恐れ慄いていた首都圏をせせら笑うかのようなごく普通の天気で拍子抜けしましたが、よく言えば世間が色々なことに用心深くなってきたとも言えますね。防衛対策できることならせめてやろうと。まぁ僕はそのお陰で出社しなくてよくなったくらいでした。今のオフィス、物が多くて僕には良い環境と言えないんですよ正直。家の方がラジオとか音楽聴きながら資料作成できるしよっぽど仕事できる。

 昨夜は姉と姪たちが泊まりに来ました。下の姪がカムカムエブリバディにハマってるらしく、茶筅を見つけて茶道の真似事をしたり、トランプのスピードを母と姉から教わったり*1してました。児童のこういう好奇心は見習いたい。大人になればなるほど新鮮な学びが少なくなるし、常に新しい発見とかチャレンジを見出だしたいものです。
 一方スマホゲームばっかやってる上の子はhopeをホッペとか読むほど学力まずいことが判明。来年高校受験なのに大丈夫か。

*1:二人ともめっちゃ強い。僕も小学生の頃教わって、中学の時は友人たちに負け無しってくらい強かったですが二人には殆ど勝てませんでした笑。

独りじゃなかった開拓者

 前の土曜に滑り込みで買いに行きました。インディペンデントな活動の集大成と言える1stと異なり、メジャーレーベルならではの著名なミュージシャンから楽曲提供を受けた今作は、安井が言うように事実上のデビューアルバムと言って差し支えありません。
 先行シングル2曲と「agitate」を除いた8曲については初めて聴きました。昔って、新曲をリリース前に聴く手段がせいぜいラジオくらいだった気がします。どんな曲が聴けるかよく解らないまま、きっと素晴らしいアルバムに違いないと期待をこめて購入し、帰宅してCDをプレイする、そんなわくわくを久しぶりに味わいたいと思ってわざとそうしたんですが(笑)。楽しいインタビューも公開されていたので、読みながら楽しみました。

www.tvlife.jp

 「agitate」は昨年先行配信されていたリードトラック。MVが同時公開だったため映像的な印象が強烈です。


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 いい感じに寂れた廃墟みたいな舞台に、鮮やかな照明やメンカラの発煙筒が差し色のように。スタジアムナンバーってよくわからないんですが(笑)ライヴで聴いたらカッコいいだろうなー。

 ショートサイズの即興MVが公開された「Feel So Good」は音数の少ないアメリカンなトラックにポジティブライクな歌詞が乗ったダンスチューン。平メロを歌い繋ぐ他のメンバーより一段高いトーンで響き渡る安井とモロのハイキーやフェイクがいいフックになってます。


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 僕が思う7ORDERのイメージってこのMVですね。

 「青空と爆弾」は7ORDERの兄貴分、新羅慎二の提供曲。今まで無かったのが不思議なくらいのストレートなギターロックで、さすがグループの強味とか履歴をよく解ってるなぁと感じました。ライヴでこういう曲あるといいでしょ、って気分で作ったと想像。音源でも安井がギター弾いてるらしいですが、そういった音楽的な挑戦も今だからこそ出来るもの。

 真田が今作用に書いた「Cafe latte」「Lonely Night」は秀作。正直、こんな曲も書けたんだと驚きました。
 前者はPESがリリックとディレクションに参加している本格的なJ-HIPHOP。真田・モロ・美勇人のユニット曲ですが、このピザ波コンビのラップとモロの濡れたサックスがめっちゃハマってて!まさに今作の隠れた名曲。ラウンジとかカレントジャズっぽい雰囲気もあり、グループの広い音楽性を提示しています。
 両極端なのが後者で、まさに彼らのファンが口を揃えて好きと言うであろうファンキーなショータイムナンバー。これ配置がいいですね。トレンドっぽい複雑なダンスチューン「MONSTER」のあとにドキャッチーなこの曲で、ライヴ本編ラストに歌う「夢想人」に繋ぐという。

 アルバム通して聴くと、11曲というサイズがちょうど良いというかコンパクトで聴きやすく感じました。前作よりもアーティスティックで年相応の楽曲が集まっており、ロックやクラブミュージック派の音楽ファンにもぜひお薦めしたい作品です。特典DVDも観ましたよ。「雨」の時ほど充実感は無いのですが(笑)、安井の選手兼監督っぷりや気の利いたコメントはファンなら必ずおさえておかないといけません。


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 そう、動画でも全曲解説あるんですよ!面白かった。深夜のCDTVで育ったので全曲紹介大好きなんです笑。

すっかりお馴染みギリシャ文字

 予定があってわざわざ横浜まで行ったのにドタキャン。ぎゃふんとはこのこと。折角だから大学時代によくうろついたビブレ界隈を少し歩いてみる。相変わらず怪しげな一角だった。


&C

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  • アーティスト:Chage
  • ユニバーサル
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 Chageのミュージシャンスキルやハイセンスさはもっと知られていい。近年のChageソロとかMULTI MAXっていかにもな音楽ファンにこそ面白がってもらえるものなんですが、どうにも懐メロカラオケフジサンケイみたいなイメージがチャゲアスにつきまとってるせいで酷く過小評価を受け続けているように感じます。まぁ中途半端にお茶の間の人風なところもあるししょうがないですけど。
 このアルバムはC&Aが無期限活動休止後だからかマルチの続きをやったような作品。「Windy Road」をセルフカバーしたのがその象徴。村上啓介は勿論、淺井ひろみに代わってなんとあの久松史奈(天使の休息しか知りませんが……)が全曲に参加、単独歌唱パートもあり事実上ツインボーカルになってます。これが結構カッコいい。そもそもChageの高めの声が女声と合うんでしょう。7分を超えるドロンドロンなタイトルチューンで幕を開けると、Chageのシングルで最もシングル曲らしいと勝手に思っている「まわせ大きな地球儀」、そして他のシングル曲より明らかに気合の入った攻めた名曲「春の雪」「無敵の海へ」、ビートルズへのオマージュを存分に発揮した(アルバム全体そんな感じだけど)「Knockin' on the hill」「All You Need Is Love」等々、ハッキリ言ってこの時点でソングライターとしてもシンガーとしてもポップスミュージシャンとしても完全にASKAを置き去りにする完成度。「永遠の謎」はミスチルのJenがドラム叩いてます。

時間どおりに来ないとわかれば

 昨日急にスマホの画面が一切映らなくなるトラブルがあり焦りました。去年夏に前代を液晶面から落下させブラックアウトした時と同じ匂いがして……すぐさまau style予約して今日行くつもりだったのですが、今朝SIM外して再度充電してみると電池表示が出る。そう復活してくれましたよ!よかったー。さすがに半年でご臨終は早すぎる。しかし今回落としてもぶつけてもいないのに何故だろう。日頃からストレージやメモリの残量は気をつけてるし。昨日ほど会社の携帯がスマホなのを感謝したことはない。

 虹シリーズのボーカル曲はダイスケ的に気合を感じる曲が多いですが、本作の「BLUE SKY BLUE」は特に好き。藤田真由美は今もコーラスで活躍してますがこの時は全くの無名で、よくこんな楽曲イメージどおりのボイスを見つけてきたなと改めて驚きます。駆け出しの頃の真藤敬利なんかも参加してるし。