素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


クズ社会に多いバカ

 朝、珍しく電車を寝過ごす。いつもより早い電車に乗ったのに結局遅刻までする羽目に。帰りはさながら台風のような強風と雨で完全に気が滅入ってしまった。こんな日が二度とないように生きたいと心底思う。

Tokyo Straw2

Tokyo Straw2

  • アーティスト:Kicca
  • 3D
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 懐かしいー。安かったので買い直した。まだ当分配信はされないだろうし。何曲かは多分なつがソロでリメイクしてると思う(未確認)けど、引く手数多の100sメンバーが固めたバンドサウンドはやはり必聴です。当時ソニーの視聴サイトか何かで「シロップ」「夢の話」は何度も聴いた。1枚目も売ってしまったのでいつか再入手したい!

ビニルシートみたいなバッグ

 花粉いよいよヤバイですね……。と思ったら嵐のような本降りの雨でびっくり。春雨は翌日の花粉飛散を助長するのでさらにイヤな気分が続くことになる。

 夢MORIで森口博子の歌をリアルタイムに聴いてたマセガキでしたので彼女の楽曲提供者としての素晴らしさも含めて結構聴いてました。そもそもキングレコードだから森口同様にアニメとの関わりが多いんですね。「『二人』に帰ろう」とか「風の住む星」とか。移籍してからも金田一のイメージですけども。そういう部分とオリジナルアルバムのやたら長いタイトルとかで子どもの頃ビーイングかと勘違いしてました。平松愛理との区別がついてなかったし笑。「7月の雨なら」はやっぱり群を抜く佳曲です。♪心~のスット~ライ~キ~って今もたまに口ずさみます。

スマートウォッチのSuicaはダサい

 初めてレイクタウンのアウトレット行った。越谷は高校時代からの第二の地元なのに……。目的買いで行ったので仕事終わりの閉店間際、アウトレット全体は改装中の店舗が多くオープンエアのため暗い。ちょうど新三郷のららぽーとで大学時代にバイトしていた頃を思い出した。思い出したくもない最低な職場だったけど。2017年まで勤めた出版社はそれに輪をかけて最悪でしたが社長一族以外は皆素晴らしい人たちだったから民度で言えばらら時代が最も暗黒期だったかも。それはそうと、予想外に凄くいい買い物ができて気分よく帰れる日。たまーにこういう時間があってもいい。やることちゃんとやるのが前提ですけど。

 PJで初披露した時の映像をYouTubeで見かけたので、懐かしくて何本かライブ映像観てました。先日書いたとおりイエモンは従兄が教えてくれたことで初めて聴いて、その後ブレイクしてから解散するまでリアルタイムでかなり真面目に聴いていたバンドです。小学生だったので『PUNCH DRUNKARD』の作風はさっぱり理解できず*198年は気持ちが離れるなどころか離れかけましたが、「バラ色の日々」で戻って以降*2は吉井ソロも含めてずーっと好きですね。
 この歌が出た当時は小2なので何を歌っているのか考えが及ぶわけもなく、ただ「バラードなのにカッコいい」と漠然と感じてたのとMVの暗い部屋でアップになるLOVINが怖かった(笑)くらいしか印象が無かったんです。むしろるろ剣効果で「Tactics」が大好きだった。アルバムで聴いた時は地味に思ってたのがあのクールすぎる画がついたらなんてカッコいい曲なんだと子どもでも感動できるんですから映像って凄いですよね。高校生ぐらいからかな「JAM」の非凡さが骨身に沁みるようになったのは。人生に響いた曲を10曲選べと言われたら間違いなく入れると思います。

*1:正直今でもあまり好きではない

*2:超が付く程の蛇足ですがこのころに音楽と人でアニーがゲイ雑誌みたいなヌード写真でソロインタビュー受けた記事の切り抜きを捨ててしまった事をずっと後悔している笑。

人々はもう手の中にいる

 先日真矢とTourbillonを取り上げて何気なく過去記事調べてみたらちっともLUNA SEAに触れてなくて自分で驚いてしまった。ルナシーはこの歳では珍しいと思うけど全盛期しっかりリアルタイムでした。僕が小学校上がったぐらいの頃中学生だった従兄弟の部屋に棺桶入った外国人の写真(ROSIERのジャケ)が置いてあって笑、めっちゃビビりながらもPLAYしてもらったのが最初。田舎に泊まったその3日間くらいずっと隣の部屋からアラームで聴こえてくるTRUE BLUEのあのイントロと♪壊れそうなほど~で目覚ましてたから帰る頃には既に口ずさんでました笑*1。ちょうどTVにもバンバン出ていた頃で、当時のB'zやWANDSaccessSMAPでは絶対に味わえなかった、見たこともないスタイルと楽曲、独特の雰囲気、意外なほどのトークの爽やかさ。もう子どもながらに大好きでしたね。今思うと、中二とかバカ大学生みたいに斜に構えることのない、目にしたものを素直にカッコいいと受容できる純粋な時期に出会ってて本当に良かったな。

 過去のアルバムリメイクは彼らの場合RYUICHIの声変わりだけじゃなくて、ずーっとLIVEで演り続けていることや、『CROSS』で意気投合したスティーヴ・リリーホワイトの存在がデカいんでしょうね。懐かしむんじゃなくて意味のあるセルフカバーは大歓迎です。元の『STYLE』が出た時には音楽誌も読んでたのですっかり神格化されてたな。まだ10にも満たないガキには全然わからない曲も多かったですけどね。近年まさかのTMカバーがあったりINORANがイケダンMAXの公録に登場したり真矢は大黒摩季のソウルメイトだったりで何かと自分の趣味のど真ん中とも交点を持つ不思議さ。偶然なんて無いっていうか縁を感じる。ずっと聴いてくと思いますよ、5人でやり続けてくれる限り。

*1:翌年にはその上の従兄弟が屋根裏部屋で「今一番好き」と言って聴かせてくれた「追憶のマーメイド」でイエモンにハマる。つくづく音楽には恵まれてた子ども時代だった。

二つの杖を突く女

 会社を午前中で早退して、一旦帰宅し昼食。こういう時ムダに外食とかカフェに行く癖が最近減った。コロナ感染前から意識はしてて。節約が第一だけど「不必要」ということに気付いてきたのかもしれない。夜は友人と会ってめっちゃ久々にもつ焼き屋行った。こういう前提が今の生活にあるからやたら高く感じる。でもやっぱりモツは美味い。

 こないだ30周年のBOXが出たニュースを見かけ、懐かしくて今日ずーっと聴いてました。てかいつの間にSpotifyに上がってたんだ知らなかったよ……。SLはGBで知った。記事で見る2人のルックスに魅かれたのと、谷口トモルさんが毎月のように投稿する石田小吉のイラストですっかり幼少の自分でも馴染んでしまって。何より当時誌面に載った横アリのポスター(パンツ星人)がずーっと記憶に残っていた。楽曲を本格的に聴いたのは実はAIRが始まってからだったのですが特にこのアルバムは子どもでも解りやすかったというか一発で気に入りました。今も自分の中でのSLというと「20TH CENTURY FLIGHT」だし、フリッパーズをリアルタイムで通らなかった自分にとってはジャケットやファッション等トータルイメージの全てが新しすぎた。SLがSLたり得たのはこのアルバムまでで、FLOURISH以降はAIRとスクーデリアに分かれていく過渡期をパッケージした感じですっかり別物になってると僕も思います。でも最後の方の車谷は病的な雰囲気を醸しててカッコいいんだよなー。

どうしてくれようぬるい風

 フツーに仕事。あまりに元気すぎて全然コロナ陽性者って感じがしない。まだ寛解検査してないけどとっくに陰性なのでは。一応明日以降は合法的に外出OKってことで何をしようか考えてる。

HEAVEN

HEAVEN

  • アーティスト:Tourbillon
  • エイベックストラックス
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 LUNA SEA繋がりでまだ紹介してなかった名盤を。葉山拓亮LUNA SEAが組むなんて俺得もいいとこなスーパーユニット。当時ホントにワクワクして聴いた。さすが若い世代のポップスを量産してきた人なだけあってものすごく耳馴染みのいいコード運びの楽曲ばかりなんだけど、ソロ転向後よりもオペラ感を取り戻した時期のRYUICHIの歌やINORANの渇いたギターがLUNA SEA的でマニアックな退廃をきちんと感じさせてくれる。タイトルナンバーの異常なカッコよさにも負けず劣らず「バラは散る為に」「Rhapsodie」「華」「fight」「水と風と君と」等、とにかく最後までテンション高い傑作です。こういうグループってやっぱり初期衝動の盛り上がりが凄いからどうしてもこの1stの出来が秀で過ぎてますがこれ以降も良曲多いですし(特に「アゲハ」)、RYUICHIの声変わり以後初の楽曲も去年出ましたね。

江口反町より上手い

No Sticks

No Sticks

  • アーティスト:真矢
  • マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
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 25年ぶりに聴いた真矢唯一のソロアルバム。他の4人と違ってサブスク解禁されてないみたいだし買っとこうかなとオマケで入手した感覚だったんですが、え今聴いたらめっちゃいいじゃないっすか!大人が聴く作品だったわこれ。小4ズの自分には視聴機で聴いて「地味だなー」としか思えず終いだったのを悔やむばかり……。
 驚くべきことに当時の河村隆一とほぼ同じ路線というか完全に秋元康が真矢をJ-POPに浸からせてる作品。彼の単発企画だからまぁ言うほど悪くなるはずもないんだけど、さすが曲毎に超豪華ミュージシャンが勢揃いしてるのもポイント高い。が、何よりもとにかく真矢のヴォーカルが最高です。トークの時よりずっと太く低い声質なのに高いキーもこなしているし、真矢も曲のカラーに合わせて歌い方を使い分けてるんですよね。特に冒頭4曲の展開は素晴らしい。全体通してもアダルティで女に媚びない雰囲気を醸していて、巧みな良作です。ブーちゃんと呼ばれてお茶の間に浸透する前なのでまぁあんな結果に終わりましたが、順番が逆ならもっと注目されたかもしれない。蛇足ですがLUNA SEAのソロ期については思いっきりSUGIZOにハマってました。