レンタル落ちは二度と買わない

　オヌルン、ハングゲ シホネッダ．とか今更言ってももう手遅れ。いいやもう…月曜で挽回だ！

ナ・バ・テア

　現実逃避ではないが久々に小説を読んだ。まぁ、確実に現実逃避できる内容ではあるが。前作でうやむやだった部分が少しクリアになる、草薙水素の過去が本筋。てっきり最初はカンナミの話かと…兎に角、その思い込みに代表されるように、説明的な部分がこのシリーズには一切ない。一人称で語られるありのままの心情を、場面場面でおこしたって感じ。もともとペシミズムに傾倒している俺でさえ、人間の美しさを手掴みしたような気分にさせられた。
　またこのシリーズの単行本は総じて装丁が非常に魅力的。