ストーリィ仕立てのコンセプチュアルなアルバムはこれに限ったものではないですが、世界観・物語・歌詞・楽曲がこれだけ良質なものは珍しいと思います。装丁も当時としてはかなり凝ってると思うし、やっぱTMは最先端だったんだなと認識。今まで小室さんといえば94〜99っていう印象がどうしてもあったのだけれど、ピークは80'S後半だったんですね。このアルバムとソロで確信しました。
それぞれが素晴らしいだけでなく、13曲で1曲のように思えるので特筆すべき曲を選べませんでした。ダウンロードが主流になって1曲を切り売りするのが当たり前の今、このアルバムだけは作品として手にとって頂きたいです。