寒い日が続きますね。暫く日記題をWHITEで統一してみてるのですが既にネタぎれ……。
Many Pieces/Every Little Thing
統一感はほぼ皆無、悪く言えば中途半端な1枚だと思いますが、前後を繋ぐ過渡期の作品ということで、実はかなりお気に入りのアルバムです。こう穏やかなナンバがずーっと続く今のアルバムはおそらく聴いていると飽きてしまいそうでスルーしました。でもこのアルバムはELTの色んな引き出しがおもちゃ箱のように詰め込まれており、それを回避しています。また、ELTが本気でロックしている楽曲を収録しているのもこれだけではないでしょうか。リリース当時「jump」はELTが歌う必要ないよ、と思っていましたけれど、今聴くとカッコいい。ミディアムテンポなのにロック感漂う「stray cat」は佳曲です。原一博の曲なんですねーさすが…彼は「Grip!」も書いています。これは名曲!イントロのシンセフレーズとか大好きです。地味な存在のシングル曲「ささやかな祈り」も味わい深いバラード。
このアルバムが1位を取ったとき、さほどELTを熱心に聴いていたわけでもないですが、非常に嬉しかったですね。まだまだメインストリームで勝負できるんだ、と思わされた作品でした。ジャケットも素晴らしいですね。
ところで新曲、初登場30位って……さすがにまずいですよ。いい曲なんだけどな。