最近聴きまくっています。本当に
ジッタリンジンは上手い。というかいい。春川玲子の無機質なヴォーカル、ジンタの楽曲世界、そしてなにより入江美由紀のドラミング(鳥肌モノです)。かのバンドブームの渦中にこういう精鋭が集まったのもすごいですよね。巷で有名な曲は昔から好きでしたが、インディーズに行ってからの曲には特に佳作が多いんですよ。このアルバムでは14曲目からです。全編に渡って青春の出会いと別れが巧みな言葉とストレートな
サウンドで綴られていて、それはどれもシンプルなのですが、旅立ちなど居場所を離れた恋人たちの歌が多かったり、明るさが突き抜けずせつなさを憶えたりする。
ここ暫くは音沙汰ないみたいで残念ですが、新作が聴きたいバンドです。
知らない人に向けて敢えて書くと、夏祭りは圧倒的にジッタのオリジナルに軍配です。憂いがね、あの
若い娘たち(当時)には出せないよね。