素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


電気ビリビリイライラ棒

 ビルボードの年間TOP100を見ると、これが今の本当のチャートなんだと思い知る。まずはなんといっても「CDを売る≠音楽を聴く」だなと感じた次第です。秋元康とジャニーズしかいないCDセールスランキングはもはやブロマイドと一緒ですもん。勿論音楽ファンの中にはCDで所有したい層が一定いるだろうし自分もそれはありますが、かつてアナログ盤を求めた音楽ファンがそうだったように、既に趣味が浮動する一般大衆と切り分けられているなと。それからサブスクやYouTubeの再生回数は「聴かれた回数」であって実際には音楽の消費度をCDよりも顕著に示しているとも言えますが、そうするとだんだんそのカラクリのもと再生回数稼ぎに躍起になるファンがいそうだよなぁ。ここ1年くらいは10年ぶりにジャニーズを追っかけていたのでその辺すごく実感できました。ミスチルスピッツが全曲解禁しラルクも何やらその噂が、と思うと、今後大物ミュージシャンもどんどんサブスク解禁するわけですし、近頃の若者向け商業施設にはCDショップも書店も入らない(まさか渋谷PARCOに書店が無いとは…)。「どうにかしてCDを売る」という儲け方が完全に捨て案になっていくのは目に見えてますね。CDは当然無くなりはしないだろうけど、いかにライヴに足を運んでもらうかというスタイルがミュージシャンらの回答だとすると、握手券つけてCDを売る(現場に来てもらう)卑怯な手法は、CDの営業としては至極全うな姿勢なのかもしれません。
 チャート自体が1つのジャンルに過ぎないという意識全く変わらない。それが顕著に出てるランキングだと思う。