ボーイズラブ漫画家ソートをやってみたら、結果はこうでした。
あとは殆ど同率だったので割愛します。名前は結構存じ上げていましたが、以前読んだ漫画家であってもぱらぱら読んでみて「合わない」と思ったら買わないので「あの作品がよかった」というような漫画家が自然と選ばれていったような。有名なものしか読んでいないのもすぐに解りますね……いいんですそのくらいで。
1位の方の漫画を今日は紹介して締めます!
愛の言霊/紺野けい子
思えばこの漫画が僕をBLに引きずり込み……いや、僕のBLへの姿勢を変えてくれたのだなーと感慨もありました。
1巻は大学生、2巻は高校時代の二人が描かれます。好みが別れるでしょうが僕はそもそもこの漫画を実写映画から知ったので大学生編の方がしっくりきました。驚きはなんとBLなのに主役が女の子(ゆき)の回が存在すること。しかも普通にかわいい子がBLに自然に溶け込むこの無作為加減が大好きです。スピンオフで大学の同級生・しょうくんの恋愛が描かれたりもして、周りの人が決してないがしろでない。郷ひろみも出るしね(笑)。実はこのシーンかなり好き。
また何よりも、互いに好きと言わなくても、相手が何を考えているか解っている二人の特別な関係も快く、物語に事件が起こらなくても日常では誰もが感情の揺れ動きを実感している、そんなことを認識できる内容にもシビレました。
実写はカット割りとかがもはや作品足り得ていない完全なC級映画でしたが、技量が独りだけ突出してる徳山秀典はさすがだなと思いました。セミヌードも素晴らしいし(笑)。徳山くんはぼくらの勇気からずっと好きです。