B'z LIVE-GYM Pleasure 2018当選しました!しかも、30周年記念日ですよ!! グッズ買いたいから節約でA席にしたとはいえ、まさかまさかこんな競争率高い日に行けると思わなかったので素直に嬉しいです。味の素スタジアム初めて行くから下調べしとかんと。有料ライヴそのものが10年ぶりなので体力づくりもしておこう(笑)。
ロマンスの騎士/武富智
- 作者: 武富智
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/03/19
- メディア: コミック
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武富智の最新作。殆ど間を空けずに続刊が出ました。一言にまとめると、中世の騎士ジャックが魔法で現代に転生し、宿敵の生まれ変わり・遊佐にフェンシングで勝負を挑む、というような粗筋です。こう書くといかにもファンタジーに見えますがそこは流石武富さん。その辺はすこしふしぎ、にまとめて、高校生の熱血なフェンシングスポーツものへと昇華しています。僕は門外漢のためフェンシングのブレードに種別があることも知りませんでした。それゆえ細かなフェンシング知識も凄く勉強になるし、相変わらずの雄渾な筆致でアクション面の見せ場を沢山作ってくれています。主人公の口調を受け入れるかどうかで好みが分かれそうですが、漫画として魅力ある周囲の人物たちがうまくいなしており、単純に面白味も出てきました。ただ決め台詞などはこの口調、騎士道あればこその鋭さ重厚さも感じられ、物語を引き締める役割も果たしているのではないでしょうか。当巻から始まる高校のフェンシング部物語がかなり良い。遊佐のライバルにケンというサラブレッドをあててきて、一気に物語が動き出した感がします。ありふれた「時空を超えた復讐劇」ではなさそうなあたり、続きが気になりますね。
真面目に漫画を描いているのが紙面から伝わってくる(と勝手に思ってる)武富さんの作品は大好きです。熱い漫画は好きだけど普通のスポ根とはひと味違うものを読みたいという方はぜひ手にとってみてください。