A LIFEマジで面白いです。解りやすい物語を名演でうまくまとめていて、真面目にテレビドラマを作っている感じがとてもいい。木村も当然いつもより気合いが入った芝居をしていて悪くないのですが、なんといっても浅野忠信が凄すぎる。幼馴染みの役なので毎回数シーンは必ず二人のやりとりがあるのですが、そうなるとどうしても浅野の演技が浮き彫りになってしまいます。
主題歌はB'zの新曲。CD出るかな?もはやそういう次元にいないのは明らかなのですが(ミスチルもそうです)。考えてみれば日本一のアーティストに主題歌を担当してもらおうものなら、B'zなんですよね。
Twitterより性に合う
そのうち書こうと思ってメモしていた事柄が随分貯まっていたので、ミニエッセイ(?)にします。
最近のROTATION
■Without you/La'cryma Christi
■僕らが旅に出る理由/小沢健二
■Don't let me down/JITTERIN' JINN
アディクテッド・トゥ・ケータイ
昨年末、携帯電話を2台とも機種変更しました。スマホはURBANOの1コ前のやつ。新機種が出たからこそ機種変したのです。2年使った先代は落としまくったおかげで、後輩に「こんなボロいスマホ見たことない」と言われる始末でしたので、今回はケース買おうと決めていたのですが店頭でさっぱり見当たらない。仕方ないので通販で買いました。スマホ業界のサイクルの早さよ。カバーのカード入れには、特に入れるカードもないのでライフの名刺メモを差してます。
チーム・バティストゥータ
父が突然不調を訴えたので、はじめて夜間救急に行ったのですが、あんな夜中に患者はあとを断たず、スタッフも大忙しで凄まじい現場だとつくづく感じました。ただこれは印象でしかないのですが、スタッフの空気がとても良かったんですよね。眠いしんどい現場でみんながフランクに言葉を交わして、不謹慎ですが和気藹々としている。そうでもしないとやってられないのだろうけど、身近にこういう病院があるととても安心できます。
ワンテーマ・トイズ
デロリアン欲しいなー。高すぎ。買う人いるから出てるんだよね。すげー。
ニューイヤーイラストレーション
姪が妖怪ウォッチの絵ばっかり描いてるのはいいんですけど、18才じゃないと見ちゃいけないゾンビのゲーム(本人談)から影響されるのはやめてください!というか父親がプレイをやめろ!!
毎年正月にやっていた書初めと絵描きを忘れてもう下旬になってしまった。
コモンイグザムステージワン
今年のセンター英語何となく解いてみたら153点も獲れた。文章がかなり簡単でしたから平均点も高めだったようですね。というか長文の内容が素直に面白かった。校庭の素材と遊ぶ学年とを関連付ける調査や、猫になって普段の自分を俯瞰するなんて寓話(夢オチだけど)など、受験生の興味をそそる工夫が散りばめられていて、協会の頑張りを感じました。
年間読書メーターまとめ2016
意外と読んでるな。月1冊とかあったからどうかな?と思ったけれど。
続きを読むH28ハマったので人にも勧めたいいくつかのこと
2016ヘビロテ10曲
- とまどわず ふり向かず/LAZY KNACK
- JUST ONE MORE KISS/BUCK-TICK
- Farewell, my love/松元治郎
- さよなら傷だらけの日々よ/B'z
- ラストショット!/小島麻由美
- 道/宇多田ヒカル
- バスルームで髪を切る100の方法/Flipper's Guitar
- Trouble In Heaven/T.UTU with The Band
- Chili Dog/清水 聡
- Love me tender/D-LOOP
素敵な呪文的MVP(順不同)
気になるトピック
来年に向けて
暗中模索で気付きゃ30!(SURFACE)
限りある今を一日一日まじめに過ごしていくと永遠の未来となる。何だか雄大な話ですよね。僕が生きているのはそういう時間なのだとこの年になり感じています。ただ仕事の手抜きが酷かったので、そういう意味でも真面目に…というか、自分を律することのできる大人になりたいと思います。あと、歯医者に通いたい。凛ちゃんも吃驚の尖りっぷりでいつも口腔のどこかを怪我していました。最初に手打つのこれだな。
よいお年を!おつかれーっ!!
さよならスマップ
スマスマ最終回で観た最後のSMAPについて感想だけ書きますね。
最後に撮り下ろされた「世界」。西山喜久恵に進行させてやたらと仰々しかったですけど、歌の最初からもう感極まっていて、必死に涙をこらえて最期を噛み締めるように熱唱する中居の存在が、唯一の救いでした。改めて、SMAPは中居あってのグループだったのだと思います。
バンドならば趣味が合わない(音楽性の相違)、あいつ嫌い(お互いを尊重)となったら解散しますよね。事務所などの契約問題も多いです。SMAPは、アイドルに賞味期限を持たせない活動に成功しましたけど、幕引きはちっとも例外じゃなかった。終わらせるしかなかったんですよね。
つまり僕の印象では、SMAPの大事なことは6人ないし5人で何でも舵をきって来たのが、乗組員が増えすぎて手に負えなくなってしまった現実。この一年の芸能界やマスゴミによる異常な騒ぎっぷり(言うまでもなく、ファン連中もです)を見るだけで瞭然ですが、もう6人だけのSMAPじゃなくなっていた。結局終わらせるしかないですよ。
賛否両論でしょうけど、5人で決めてくれた最後の姿だったので、僕はほっとしました。籾井に利用されてたら最悪ですもんね。
ひとりひとりは大したことなかったんですが、皆で集まったときの空気は大好きでした。愛ラブSMAPや夢MORIも大好きでした。長い間お疲れさま。
今年読んだBL漫画ベスト10
もうそんな季節かーと思いながら作りました。例年通り、出版時期は無関係です。
【10位】レシピの王子様/ぢゅん子
今更ながらぢゅん子さんのBLをまとめて読んだ年でしたが、近刊のこちらは1冊しっかりCPでまとまっていて、かつキャラも好きだったのでランクイン。気軽に読み返せて都度暖かくなれるいいBLです。BLを描かないのが本当に惜しまれる。
【9位】ハングアウトクライシス/おわる
人気ある漫画家だと思いますが初めて読みました。というのも自分の苦手な絵柄なんですよね…女子供みたいな容姿の受が多いのもこの人を敬遠する要素でした。ただこの表題作は今どきの大学生だし、花男みたいな有り得ないっつーのなシチュエーションだし、そもそもエロの方向性は結構好きだったので挑戦したら面白かったです。途中登場する当て馬の彼、すごくいい男だと思うんだけど。
【8位】同人に恋して/猫野まりこ
9位と逆に、絵が好きなのでずっと読みたかった作家。普通に面白い。いい意味でバカな漫画大好きです。好きな男のことが忘れられなくてつい妄想を漫画に描いて同人誌にしてしまった、ってなんでこんな変態好きになっちゃうんだよ(笑)。マネージャ渡辺らのスピンはしっかりメンズラブで明らかに本家より気合が入っているし(笑)、さらなるスピンオフの『強引作家と負け犬の初恋』も良かったです。てか純のパンツが。えぇ(以下割愛)
【7位】最果てのアムリタ/つくも号
本になるのを知ったとき、あんな超濃厚ショタエロをどうやって出版するんだろうと心配しましたが、素晴らしかったですね。都政に感謝です(笑)。書き下ろしもあって、作家の魅力を存分に伝えきった単行本だったと思います。ただつくも号さんは今年出たエロ下着の同人誌が最高すぎたので、この本がやや霞んだのも事実。
【6位】コオリオニ/梶本レイカ
勇気の要った本。評判を見るほど自分に読めるだろうかと不安で。でも杞憂でした。圧倒的な構成、迫力あるコマ割り、魅力的な人物像、目が離せないショッキングな描写に、完全に引き込まれていました。雰囲気の痛さじゃなくて、視覚的にも精神的にも真実痛いものを描いているのが凄い。ハッピーかはともかく明るくまとめてくれたのも嬉しく、一気読みでした。誰だよ「読むのに時間がかかる」とか言ったのは。
この人のWEB漫画は昔ちょっと見たことあるのですが、絵のクセが凄くて全然読めなかったんですよね。ところが今ものすごく巧くなってます。この本を上梓した後は休筆されたようですが、今月バンチで復活なさったとのことで、とても嬉しいです。この作家は沈めちゃダメだ。
【5位】俺とお前のジェラシー事変/亞眼
BLの満足度としてはトップクラスです。小気味いいギャグと露骨なエロ、ひと昔前の絵柄、筋の通った話運びなど何もかもが新人の域を超えています。素晴らしい。各カップルも面白い奴らばかりで、正直今は褒め言葉しか思いつきません。間違いなく作家買い入り。「ライオンの初恋」が一番好きです。
6位もBABYでしたが、今年このレーベルめちゃめちゃクオリティ高かったですね。
【4位】VOID/座裏屋蘭丸
晴れて(?)18禁で出版された座裏屋さん。非常な完成度はもはや読者を選ばないパワーを感じます。ほとんど復讐にも似た陵辱に走っていたマキが、アラタ個人(個体?)に対して情愛を抱き、過去の呪縛から解放される……まぁ、物語自体はよくあるトラウマ克服ですが、SFな設定や異国情緒漂う画面が作品を特別にしているし、書き下ろしのラブラブSEXは砂を吐けるほどの甘さで、あぁーいい漫画読んだなと幸せな気分になれました。
既にフォロワーも業界に散見される座裏屋さんですけれど、それがどうした的な勢いで、えげつない作品をもっと描いていってほしいです。
【3位】チクBINGO/伊吹アスカ
失礼な言い方をすると、ノートの片隅に描いていたものがどんどん膨らんで秀作になったような、とにかく楽しんで描かれた漫画じゃないかと思ってます。それゆえにスピーディなギャグ、きっしーと安藤のキャラ性など、どれをとっても面白い以外の言葉がない。しかもただくだらないだけじゃなく、過去と今の因縁を絡めて結構シリアスな展開に持ち込んでいるところなんか最高ですね。
【2位】ジャッカス!/スカーレット・ベリ子
スカベリ子さん初の高校生もの。パンストフェチとかちっとも共感できないし、正行(攻)の性格悪いし(自分の印象)、群像劇のため他のCPはやや消化不良なところもあります。もっと言えば女顔の攻も苦手でして……。ですがそれを補って余りあるネームと画力、キャラの魅力。生きづらい人たちが大勢の中で力強く立とうとしている。集団に紛れてみたって、大切なものは誤魔化せないんですよね。
あとこれは感覚的でしかないですが、コマ割りのテンポとか言葉選びとか構図とか、やたらと好みなんですよねこの人の漫画。啓介と正行が大喧嘩する場面などすごく良かったです。
作品全体の雰囲気では、僕の好みでは同著者の『女王と仕立て屋』に1票なのですが、苦手な要素が多いのに面白かった、ということは作品が素晴らしいのだと思い、こちらに軍配をあげました。
そういえばデッサンポーズ集の投げ込みに正行と啓介が登場していました(名前の紹介ナシ)。
【1位】P.B.B.(6)/鹿乃しうこ
やっぱりね、って感じですかね……本当に良かったんだから仕方ない。ひとつ挙げるなら、ハルトと能成がくっつくきっかけがちょっと悲しいかなぁ。ハルトにはあんな激情じゃなくて、それこそ猫を愛でるように能成を愛してほしかったのですが……。
まぁ、何と言っても純佑と忍のハッピーエンドにはただ拍手。実は能成が上京した時から、何らかの理由で純佑が旅館を継ぐという結末は予想していたのですが、どこか破綻した心を抱えていた忍にとっても救済となる、最上級の終わり方。最後の4コマなんかは今まで以上に純佑がバカで(笑)面白かったです。
僕にBL漫画の素敵さを教えてくれた大切な作品。鹿乃しうこさんには本当に感謝申し上げます。