素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


そんな夏也にオトされて

 Free! DF3週分漸く観ました(帰国中の父がTV占拠してて見る暇なし)。いつもなら最終回で感想書くんですけど、恐らく今週の8話までと次回以降は物語がかなり変わるように思えたので、一つの区切りとして……。

 感無量の一言でしたねぇ。やっとハイスピとFree!が一つに繋がった。繋げてくれた。
 期せずして鉢合わせた旭と郁弥。最初にきちんと対峙するのが旭っての、嬉しかったなぁ。こういう役回りって真琴がこなしちゃう気もするし。でも旭の前だとやっぱり言葉遣いや会話の間が全然違う郁弥。
 スターティングブロックでの遙との再会。Free!史上の革命でもあると思う。仲間とリレーを泳いでも遙の役目は必ずフリー。それを「郁弥と勝負する」ためだけに捨て去り、しかもただやるだけじゃなくて勝負レベルにするというね。ひと昔前は自分を思いやる無二の親友たちにあれほど暴言を吐いた男がどうしたんでしょうか(笑)。ミサキくんに感謝だね。いや本当、遙と郁弥のコンメ対決はその熱気に自分が映画館にいるかと思いました。「ただいま」「忘れるわけないだろ」で感極まった人も多いと思うけど、僕は郁弥が調子取り戻したあたりから既に泣いてました。そのあとプール外でついに4人が揃うじゃないですか。で、今期の裏テーマとも言える「ヒーロー」の存在について。Harlem Beat(昔の漫画)と通じるところがあってとても共感しましたね。
 そして日和。女々しくてずっと嫌いだったけど最後はよかった。なんか郁弥のことでこんな悩まなければ普通に頭良くて爽やかな子だったんだろうなと思うし。真琴に諭される場面が試合後に「行ってくれば?」と送り出す変化にリンクしていて、巧い演出だなぁと感心でした。
 あと貴澄が日和に絡んでくれたのすっごく嬉しかった。大会前にまろんで貴澄が「みんな練習ばっかでつまんない」ってぶーたれてたじゃないですか。外野感が半端なくて切なかったんですがそれは日和も同じで。郁弥がいることが自分の絶対だったのに、一瞬で心を奪っていく3人(というか遙)の登場には、彼の恋慕を思えば気が気じゃないですよね。でもやっぱり4人が漸く揃って中1の夏と全く変わらぬやりとりをしてくれて、ただただ胸がいっぱいでした。
 あ、忘れちゃいけないのが夏兄。大会でもイケメンビームを終始繰り出して物語とかどうでもよくなりかけましたが(?)、僕の解釈では郁弥の障壁や重圧にならないように違う場所にいたのかなぁと思っていて*1。自分を追って渡米した郁弥に事故が起き、解りかけてた距離感にまた悩んでしまった結果、第一線から身を退いた。すげぇブラコンだなーと思わないでもないですが(笑)。僕自身は賞金稼ぎの道を行く夏兄も超絶にカッコいいと思うので頑張ってください!

 さて、いよいよ遙たちが日本代表として世界に渡りますね。凛と旭・郁弥との絡みは初か(OPの5人、初見で最もシビレたカットです)。佐野小トリオも是非観たいので貴澄にはパリピ感満載で観光(応援)旅行しに来てほしいですお願いします!

*1:郁弥が夏也より速いというのはやっぱ有り得ないと思ってます