素敵な呪文

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。since 2006.3

日々の感想文。気が向いた時に書き散らしてます。
80・90年代J-POP、7ORDERの話題は頻出。
since 2006.3


愛したいそれは真実

 Buddy Daddies面白かったです。アニメ観るの5年ぶりでしたけど金曜夜という放送日のお陰で録画を翌朝観ることができたので珍しく溜めずに毎週追いかけられました。
 Free!でも名コンビだった豊永と内山が主演、殺し屋がターゲットの子供を育てる羽目になるという一昔前のハリウッド映画にもありそうなファンタジック設定、ROUND TABLEによる凝った劇伴、今をときめくAyaseに主題歌を依頼する本気っぷり等、放送前から実は期待してた作品。回を増す毎に面白くなるし、やっぱキャラの魅力は強くてどんどん好きになっていけました。特にミリ!この作品の成功はミリにあると思うんです。ミリが実際に可愛くないと物語のパワーは失われますもんね。自分は声優に詳しくないのですがミリ役の木野日菜、子供の声が全く不自然じゃなくてビックリしました。大人が子供の声を真似るとどうしても違和感が出ますけど、よくこんなピッタリな人見つけたものです。それから零。殺し屋が稼業じゃなくて家業の宿命を背負ったまま、どうやってケリをつけるのか気になっていましたが、家族の関係は自分に流れる血ではなく心が通い合うことが大事だとメッセージ性もこめた決別はまずまずだったと思います。ボスもあの時零を殺せたはずなのに結局撃たなかった。血もまた強し、という部分もしっかり示せていて良かったです。一騎はもうなんか器用に見せかけた不器用さがいじらしいというか、ホントにいてくれて有難うって思いです。

 アニヲタの姪と姉と同じ番組をリアルタイムに観るというのも初経験でした。昨年末僕がこれは面白そうだから観ようかな、って紹介した時はバディとか殺し屋とか苦手、なんてうだうだとこき下ろしてたくせになんだよと思いましたが笑。