ベストをやるにあたり悩んだのが漫画カテゴリ。今年は兎に角かつてないほど読んだため、絞るにも対象が多すぎました。結果、ジャンルの割合としてもBLはやはり分けるべきだろうと考え、一般作品とそれぞれ10作の合計20本を選出し、BLは独立した形で先出しすることにいたしました。なお、レイアウトの都合上箇条書きになっていますが、1位から10位まで順位づけをして、その順番に発表しています。
→文句のつけようがありません。漫画って見せ方が本当に大事なんだなぁと思った作品です。
- 恋のまんなか/松本ミーコハウス 感想
→物語の空気は「卒業生」と対極ですが、芯が同じならば温もりを持つのですね。1位にしようか最後まで悩みました。
→メンズラブ部門(?)では堂々1位です。ずっとこんな感じでいてほしいと思わせるカップルです。
- 兎オトコ虎オトコ/本間アキラ 感想
→荒唐無稽なストーリィも好きですが、細部まで丁寧に描かれた絵柄に敬意を表して4位です。最終巻が楽しみだ。
- カウント0/柚摩サトル 感想
→非常な名作。ファンタジック設定がエロにかき消されるBLも多い中、しっかり筋を通しています。何よりこちらも来年続きが出る!
- アイツの大本命/田中鈴木 感想
→入れざるを得ないですね。ちなみに僕は西田と牧村が好きです(笑)。
→これを読んでいなければ今年こんなにBLを読むことはなかったと思います。ラストシーン、今でも泣けますね。
→カップル的には大したことないのですが、脇役たちがいい。
- ラ・サタニカ/天禅桃子 感想
→これも漫画としての完成度だけなら10位には選ばないでしょう。ですが、もし僕がBL漫画を描くとしたらこんな感じにするかな、というのを先に描かれていた、そんな感じの漫画だったので大へん印象的でした。よってランクイン!ヘタレ攻は結構好きです。
→1巻は誰でも読めると思う。10年以上前のBLなのに古さを全く感じないのも驚くばかりです。
初のBLベスト10でした。振り返ると150冊ほどのBL漫画を1年に読んでしまったわけですが、そのおかげでずっと読みたかった一般漫画への興味も復活して、漫画好きとしてはとても意義のある年でした。今年ほどではないにせよ、これからもBLは重要な部分として読み続けていこうと思います。
明日は例年通りのベストを描きますよ!えぇ誰も楽しみにしていなくても!!