素敵な呪文

感想文

何かいいものを求めてます。それらの所感を投げ込みたいときに使う場所です。
2008年12月にいったん終了。1年後の12月に、コンセプトを改めて再開してみました(過去記事はそのままです)。よろしくどうぞ。
書店員を経て出版社に勤める漫画スキー(特にBL)。
その他頻出ネタとしてはTM NETWORK、90年代ビーイング、ジャニーズなど。
時事ネタも何かどうしても不特定多数に向かって叫びたいような出来事があれば書いています。


やっと秘密が破られた

「BURN THE SECRET」初回限定盤 (CD+DVD)

「BURN THE SECRET」初回限定盤 (CD+DVD)

  • アーティスト:WANDS
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: CD

 心底楽しみにしていた1枚。リメイクの丁寧さに嬉しみを覚えつつ、新しいWANDSをどれだけ提示してくれるかに兎に角ワクワクしていました。流し聴きできる馴染みやすさと聴き込みたくなる凝ったサウンドメイクを兼ね備えた、コンパクトな楽曲を詰め込んだ良作です!

 MVが先行公開された「David Bowieのように」*1イントロ・アウトロなしがキマっている。柴崎がよく言う「世間に好かれてるWANDSの音と、今WANDSとして出したい音を折衷した」を示してくれるリードナンバーですね。この曲で解りやすいのは柴崎のギターと木村のピアノです。これがJ-POP/歌謡曲的な構成にロックエッセンスをまぶしていてカッコいい。特にライヴ(治郎ソロ含む)を観ていて木村はシンセよりピアノの方が絶対にいいと思っていたので、全編でクラシックやらジャズやら多彩な演奏を聴けてとても良いです。
 上原のヴォーカルワークはかなり頑張って上杉に寄せているところもあれば、ライヴを意識してか自己流解釈の部分もだいぶ増えていて、WANDSをモノにしてきている感じがあり嬉しいです。ただこの声は数年後も保てるんだろうか……ライヴ観ててもそれが唯一不安かなぁ。ケアをしっかり頼みます。一方で上原のソングライティングはどちらかというと一生や治郎に近いかなと感じました。言葉選びやセンスは異なるものの「Burning Free」「アイリメンバーU」などは雰囲気も治郎ソロ(3期)と似ています。
 そうそう、3期のカバー「明日もし君が壊れても」なかなか良いですよ。原曲同様に川島だりあがコーラスあててくれてるのとかアツいし、イントロとかクラシカルになってて重々しさマシマシなのがたまらない。これ、坂井泉水大野愛果の名前を入れたいからかなと思ったんだけど(長戸としては少なからずあるでしょうが)、柴崎が「3期の曲も必ずやりたいと思っていた」って言ってくれたのはホント嬉しかったなぁ。

 1年目に出すアルバムとしては十分な作品です。5期の楽曲はシングル含め6曲なので1stアルバムと同じですしね(笑)。次作では大島提供のアルバム曲、木村作曲が聴けるとさらに◯。

*1:クリスタルな季節に魅せられてと同じ場所で撮ったような感じですねw

バラードのように葬(ねむ)れ

 筒美京平が亡くなりました。*1パーキンソン病の中にも晩年まで現役作家としていくつも曲を発表していたのは驚き。もはや彼の偉業に文句をつける日本人はいないでしょうが、やはりなんと言っても沢山のジャニーズソングを提供してくださったことには触れないといけません。初期のマッチや少年隊は勿論、トシちゃんも近年まで歌い続けるヒット曲を手掛けられました。それ以後のグループで自分が好きなのはSMAP「心の鏡」とKinKiの「やめないで、PURE」「一秒のOthello*2ですかね。

 渋谷系との接点も欠かせません。オザケン自身が誇る「強い気持ち・強い愛」はファンとオザケンを繋ぐ重要な楽曲になりましたし、ピチカートで僕が好きな曲ベスト5に入る「恋のルール・新しいルール」も筒美曲。
 ジャニーズも渋谷系も僕の少年時代を形成した大きすぎるファクターでしたから、素直に感謝の思いです。月並みな言葉で恐縮ですが、たくさんの素晴らしい楽曲に育てて頂きまして有難うございました。作品は永遠。これからも聴いて歌いますよ!

*1:これほどの人が文字入力のサジェストで名前が出てこないのはどうかと思う。

*2:KinKiのバージョンが一番好きです。

好きなうちに変わりたい(自己)

 コロナによって会社の前時代的な考え方や暗黙ルールが改まる期待があったけど、結局元に戻そうとする姿に呆れる。こりゃ50代以上の社員がいるうちはずっと無理だわ。うちの会社、仕事は本当にラクだし、ハラスメントを恐れる上司たちは優しさの塊だし、本当精神的な悩みは全く無いんですけど、将来が見えないんですよね。このコロナを乗り越えて強くなってるような未来が想像できない。転職サイト見よ……。

記憶がもう無くても

 数年ぶりに絡んだ昔の後輩がものすごい成長していて驚いた。堂々としていて偉いなぁって。刺激にもなりました。あと、初めて聞かされたのが彼らが自分の物真似をしているらしい。いい意味での真似じゃなくてただのモノマネ。確かに僕は他人のモノマネをしょっちゅうやってるんですけど、彼らに言わせると「他人のモノマネばかりやってるからモノマネされるんですよ」とか何とか。いやそれ違うだろう(笑)。でもなんでしょう、自分のクセとかをモノマネされることにムッとする人って結構多いと思うんですけど僕は全然ですね。何故ならそのモノマネを見ても自覚が全くないし、何ら特徴のない僕をそこまで見ていたのかと思うと嬉しくもあります。まぁこれも「いやいや特徴ないとかwww 何言ってんですか」と笑われましたけど。うん、でも楽しい絡みでした。僕の状態が最も悪いときにダイレクトに迷惑をかけちゃった連中なので、自分から話したいと思ったことはここ数年本当に無かったんですよ。今日はそんな自分の壁が少し破れた日でした。

川崎は陸の地獄……

 ジャニーズJr.の山本亮太が先ほど事務所をクビになりました。なんと闇スロットによる賭博行為とかで。彼ちょうど今主演舞台中だったんですがそれがWBBの公演なんですよ。つまり佐野ちゃん案件なわけです。TLで急に舞台中止になりましたと佐野ちゃんの謝罪ツイートが出ていて。コロナ禍が少し明けてやっと生の舞台ができると演出家佐野瑞樹がものすごい意気込みでしたのでえーなんで?これは何かあったに違いない、と思ったら……。心中察するに余りあるというか。
 文春は証拠写真もバッチリおさえて(これが本当に凄い)直撃も図ってますからスルーのしようが無いですね。屋良の弟分的なところもあっただけに、そこそこ期待もしていたんですが、いやただのクソ野郎だなこれ。MADEなんかスキャンダルだけで解散させられたから宇宙Sixももうダメでしょうね。


 但し、近年目に余る常識外れな行動が目立つジャニーズに対してはさすがに思うところもあります。そもそも佐野ちゃんは舞台班Jr.を引き受ける事実上の業務委託的な独立でしたから、仕事を斡旋している事務所にはカネとか以上の責任もありますよね。さらには芸能界自体に言えることでしょうが、何百人ものJr.からグループを組めるのは10分の1程度、デビューできるのは数年に数名という厳しい現実に、やる気を無くしてギャンブルやゲームにどハマりしていく仕事のないJr.はかなりいるそうです(Jr.に所属する後輩から聞きました)。まぁ僕がずっと言いたかったことは文春オンラインにしっかり記者が書いていましたので、そのまま引用します。

 専属契約を解除したからといって問題が終わるわけではないだろう。
 確かに山本は法に触れる行為に及んだが、そんな山本を、社会的な善悪の判断力を持たない12歳の時から預かって、30歳の現在まで育成してきたのは他ならぬジャニーズ事務所である。
 違法な闇スロットに通うことが社会人としてあるまじき行為であるということを、なぜこれまで周囲の大人たちは教育しなかったのか。約20年間、アイドルとして蝶よ花よと甘やかすばかりだったのならば、ジャニーズ事務所は山本の更生について今後どう責任を取るというのか。若き少年を預かる芸能プロダクションとして、ジャニーズの管理責任が問われるべきだろう。

ランチの女王が黄泉がえる

 竹内結子死亡は驚いた。SMAPファンとしても数多く共演してくれて、しかもクルミ(剛の愛犬)とのCMにも忖度なく出てくれただけに残念だし、発言とか振舞いとか演技の面でも、好きだと言える数少ない第一線女優だった。惜別として皆が彼女の出演作に言及していますが、あまり挙げる人がいないながら「フレンズ」の個性的な役柄は印象的でした。「黄泉がえり」は泣きました。今となってはこの映画の設定がなんだか彼女に重なりまくって余計に切なくなりますが……。

 自分も親族に自殺者がいる上、姉も未遂の経験があります(今は同一人物かと思うぐらい元気です)。だから死を選ぶほど追い詰められた人の心は察するに余りあるのですが、ひとつ確信しているのは周囲のせいでは無いんですよね。

会えなくなればつらいけど

 錦織一清植草克秀ジャニーズ事務所を去ることになりました。東山紀之はひとり少年隊を継承していくとのこと。


 少年隊は10代の頃の僕を姉兄と繋いでくれた僅かなコンテンツでした。それぞれが多感な時期でお互いに趣味嗜好も進む道も違っていた中で、PLAYZONEの時期になるとその出演者や演出の話題で盛り上がり、日常会話の中にもしょっちゅう劇中の台詞が登場していた(我が家ではよくあること)。最もファンだった兄はヒガシに憧れ格好から何からヒガシをコピーしていました。ヒガシの敬愛するマイケルにも心酔しダンスを始め、PLAYZONEにも毎年通っていました。
 何より、僕をジャニヲタにしてくれたMusical Academyの存在。僕は町田担だったんですが、少年隊がいなければ出会うこともできなかった。僕らにはそれくらい大きな存在です。

 嬉しいのは、この発表でニシキの素晴らしいエンターテイナーぶりが再評価されつつあること。彼、本当に凄いんですよ。日本のアイドル史上彼よりダンスが上手い人はいないと確信してます。植草もその辺にいる人とは明らかに違う「フツーに凄い人」なんだけどニシキとヒガシが超人すぎてね(笑)。ヒガシのような人がグループとしてやってこれたのは間違いなくニシキと植草のお陰だと思う。最後に3人揃ったリアルタイムの姿が見られないのは残念ですが、35周年を冠したCDとDVD-BOXの充実ぶりがただ楽しみな今です。