「人にやさしく」集合のおじゃMAP、ボクらの時代を漸く観ました。後者の慎吾、凄かったですねあの力の抜けっぷり……。五人旅で吾郎・剛と喋ってる時もあんな感じでしたけど。山本耕史ってつくづくいい男だなぁ。
DINOSAUR/B'z
30thの始まりを告げる最新作。大半リズム隊のメンバーまでも入れ換えて、骨太な心意気を感じます。
さて、最近「ELEVENの頃の音がいい」とよく口にするまっちゃん。アレンジメントが交替したし、今回はヘビィなサウンドかと思ったら、むしろ聴きやすいです。おそらく作品全体の統一度が高いためでしょう、非常に緩急のついたいいアルバムです。長大なイントロの楽曲で幕を開ける、ラストにロッカバラードを持ってくる等の構成は近年試みておらず、かえって新鮮に感じました。
楽曲では「CHAMP」「SKYROCKET」「King Of The Street」等キャッチーなものも勿論良いのですが、僕は「Queen Of The Night」が装飾ない歌モノという雰囲気で結構好きですね。「弱い男」で聴けるグレッグ・ベイルのSaxソロは圧巻。「ハルカ」はLIVE-GYMで聴くと楽しそう。少し変わった調子を使う楽曲作りは「それでもやっぱり」等で聴けます。「Purple Pink Orange」が今作イチの珠玉。こういうバラードまだ歌えたんだな。嬉しかった。
まぁ、アルバムも素晴らしいのですが、BARKSのインタビューが最高です。烏丸さんならではの切り返しも醍醐味と言えるけど、特にSNSについて二人がコメントするくだり。松ちゃんの「そんなにみんな自分を知ってほしいのかなって」との率直な感想、「誰かに見られることを前提に発信しているわけで、それは作品だと思う」という稲葉の素敵な回答には膝を打つ思いです。